えっ?私たちの消費税、どこに消えたの?
- 今日子 栗野
- 4月8日
- 読了時間: 3分
〜「社会保障のため」と思っていたのに…意外な真実とは〜

こんにちは。
今日はちょっと真面目なお金の話。
でも、誰にとっても大切な「消費税」のお話です。
■ 消費税って、何のための税金?
私たちが毎日買い物をするときに、当たり前のように払っている消費税。
スーパーでも、洋服屋さんでも、電気代や水道代にも10%。
「これは、社会保障のために必要な税金です」と、長年言われてきましたよね。
年金、医療、介護——
日本の未来を支えるための大切なお金。
そう信じて、私たちは文句も言わずにコツコツ払ってきました。
■ でも本当に“社会保障”に使われているの?
ところが最近、「実は違ったかもしれない」というニュースが話題になっています。
どういうことかというと——
消費税の収入は、社会保障だけに使われているわけではなく、
なんと大企業の税金を減らした“穴埋め”に使われているという指摘があるんです。
例えば、法人税(企業が払う税金)や所得税(お金持ちが多く払う税金)は、ここ数十年でどんどん減税されてきました。
その代わりに、私たち一般市民の負担がじわじわと増えてきたのが「消費税」だったのです。
■ 「輸出戻し税」って知ってますか?
さらに驚くのが、「輸出戻し税(ゆしゅつもどしぜい)」という仕組み。
日本の大手企業、特にトヨタや日産などの輸出企業は、
海外に商品を売るときは“消費税が免除”されます。
そのため、仕入れで払った消費税を**まるごと“還付”**してもらえるんです。
つまり、大企業は数千億円規模の“キャッシュバック”を受けているわけです。
私たちが一生懸命払っている消費税の一部が、
大企業に戻っているという仕組み…これって、なんだか不公平ですよね。
■ 消費税の負担、実は重いのは“低所得者層”
消費税は、どんな人にも一律でかかります。
でも収入が少ない人ほど、生活費に対して消費税の割合が大きくなってしまう。
たとえば、年収200万円の人も、2000万円の人も、同じように買い物をしたら同じ10%が課税されます。
これは“逆進性”といって、低所得者ほど負担が重くなる税の仕組み。
だからこそ、本当に生活が苦しい人ほど、消費税の重さを感じているんです。
■ 私たちが知ることから、未来は変わる
「消費税=社会保障のため」と信じていた私たちにとって、
こうした事実はショックかもしれません。
でも、知らないままでいることの方が、もっと怖い。
お金の流れや、政治の仕組みを知ること。
それは、自分や家族の暮らしを守ることにつながります。
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一人の力では変えられないこともあるかもしれません。
でも、“知ること”からすべてが始まります。
どうか今日のこの記事が、あなたにとって小さな「気づき」になればうれしいです。
最後に…
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「知らなかった…」という人が多いほど、大事な話だからこそ。
そして、これからも一緒に「暮らしとお金」のこと、考えていきましょう。
KYOKO。

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